派遣社員が育児休業を取得することはできる?

「育児休業なんて、正社員のための制度。派遣社員には関係ない」なんて思ってはいませんか?実は2005年に「育児・介護休業法」が改正され、派遣社員でも育児休業が認められるようになりました。育児休業制度や取得の際のポイントについて、事前に確認しておきましょう。

一定の条件を満たせば、派遣社員でも育児休業が取れる

育児休業とは原則として1歳未満の子どもを育てるために仕事を休めるよう、法律で定められた制度です。「パパ・ママ育休プラス制度」という制度もあり、夫婦で育児休業をするとき、子どもが1歳2ヶ月になるまで延長することも可能です。
また、保育園に入れないといった特別の理由があるときは、子どもが1歳6ヶ月になるまで育児休業を延長できます。

派遣社員が育児休業をとるには、以下の2つの条件を満たす必要があります。

  • ・同じ事業者に、1年以上引き続き雇用されていること
  • ・子どもが1歳6ヶ月になるまでの間に雇用契約がなくなることが明らかでないこと

派遣社員の場合、就業先が変わっても派遣会社が同じならば「引き続き雇用されている」とみなされます。
労働契約の更新については、書面でなくても口頭で示されていれば「見込みあり」と判断することができます。
気をつけなければいけないのは、労働契約の期間終了日。子どもが1歳6ヶ月になるまでの間に雇用契約満了日があると、「雇用を続けられる見込みがない」と判断されてしまうことがあります。
細かい規則や運用実績については派遣会社ごとに違うので、まずは育児休業を取りたいと交渉してみましょう。

これだけは気をつけたい、育児休業を取るときのポイント

育児休業をとる場合には、注意しなければいけないことがいくつかあります。
まず派遣会社と就業先に妊娠したこと、育児休業をとりたいと考えていることを伝えましょう。早めに伝えることで、派遣会社や就業先も対応を考える余裕ができます。
また、自分の勤務実態が育児休業をとるための条件を満たしているかをチェックしてください。不明点や不安点は早めに派遣会社に伝えましょう。
育児休業の期間中は、別の人が代わりに仕事をすることになります。そのときにトラブルが起こらないよう、仕事の引き継ぎの準備をしておきましょう。
育児休業は労働者に認められた権利です。でも、その権利を行使するためには周囲の人々の協力が欠かせません。
育児休業をとる際には就業先の会社だけでなく、同じ派遣社員として働く仲間のためにも周囲への気配りは忘れないようにしましょう。

求人を探す